チェスのステイルメイト

実は最近、チェスで初形から指し始め1個も駒を取らず取られずステイルメイトにするには最短で何手で出来るか?それをSPG、それがだめなら推理将棋形式で表現できないか?というのを考えていました。
はじめは双方20手くらいかかってステイルメイト形を作っていたのですが、ちょっと閃いてこんな図形を得ました。

この図で白11手、黒13手かかります。
もうちょっとなんとかして双方11手に収まらないかと考えていて。
ふと、こういう先例がないか検索してみることにしました。
こういうのは英語で検索しないとひっかからないだろうが、まあ駄目もとで日本語で検索しました。
すると、日本語でひっかかった!
最短ステイルメイト〜『Book of Extraordinary Chess Problems』レビュー: 水野優のブログ〜チェストランス出版
そのものズバリ!!
12手で出来ていた。
作者は、あのサム・ロイド!!
そして、その図が

・・・って!!
Dファイルのポーンの位置が違うだけじゃん!
寸分たがわず驚いた!
自分の図ではDファイルのポーンで白1手、黒2手かけていたところで、
白2手、黒1手にすれば12手で収まるということでした。
いやー。最初から検索すればよかった。


リンク先は駒取りありのも載っていて、それもサム・ロイドで9.5手で、発表が1866年だそうだ。
駒取りなしのものは年代がわからないが、多分同じくらいだろう。
・・・俺、150年も遅れてるよ!!
しかしきっちり同じ図にたどり着くとは驚いたな。
で、指し手的には、これは限定難しそうな気がするので、SPGも推理将棋(チェス)もないな。
そもそも完成図が150年前に発表されてるし!!
いやー、ここ数日ムダに過ごした。
まあ楽しかったからいいけど。